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2014.01.06

隠れキリシタンの史跡?~角田市東根の子安観音堂~

こんにちわ。宙(そら)です[晴れ]

最近では寒い日が続いていますが、年も明けたばかりなので、寒さに負けず元気に、新年の良いスタートダッシュを決めたいですね[ぴかぴか(新しい)][ひらめき][ぴかぴか(新しい)]

さて。

最近、興味があって角田市の歴史について色々と調べたりしているのですが、『伊具盆地の仏たちは』(著:渡部三男)という本の中に、東根地区にある子安観音堂が昔のキリシタンの史跡ではなかろうか、という趣旨の記述があり、そこに興味を持った私は先月、それを確かめる為に東根へ行ってきました。

ただ、東根地区のどこに観音堂があるのか分からなかったので、色んな人にその存在をうかがってみました。 

色んな人の話を聞いていくうちに、平貫地区のあるお宅の裏山に、どうやらその観音堂があるらしいという事が分かったので、そのお宅を訪問して、許可を頂いて裏山に上らせて頂きました。

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参道はなく、険しい竹林の中を這いつくばるようにして登っていきました。

昔は駒形神社という名前で信仰を集めていて、ちゃんとした参道があったそうですが、現在はその参道を無くしてしまったために、竹藪の急斜面を上らないとそこには辿りつけないということでした。

竹藪の急斜面を上りきると、頂上は少し平たくなっていました。そして、ついに竹林の中で異彩を放つお堂を発見!

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コンクリート作りで、土台は六角形の形をしていて、建物のてっぺんには丸い玉のような物が乗っかっています。しかも土台部分は2段になっています。なんだか凄いデザインですね。そして、かなり立派に出来ています。屋根の部分も特徴的です。

もっと小さいお堂だと思っていたので、見つけた瞬間は、立派すぎて正直ビックリ!

このお堂は本の記述によると、昔は「御聖殿」(御聖堂)、または「六角堂」等と呼ばれていたそうです。そして、御神体である子安観音像は平貫地区の諏訪神社の境内の中腹に祀られているとのこと。今度諏訪神社に行ってみようと思います!

そして、その御聖殿と呼ばれるお社から南に約10数メートル行くと、今度はこの様なお像を見つけました!

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おそらく左側の像が青面金剛像で、右側には石碑が建っています。

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それにしても、この様な雑木林の中でも綺麗な状態で残っているんですね。なんだか、世紀の大発見をした様な気分でした。

本の話によると、江戸時代初めに、伊達氏家臣の遠山帯刀(とおやまおびつぐ)という人が平貫地区を治めていたそうです。その遠山氏は熱心なキリスト教信者だったそうですが、三代将軍家光の時の厳しいキリシタン迫害に屈することなく、城主の地位を捨てて、信仰を守る為に姿をくらましたそうです。

子どもを抱いている子安観音像は一般的には安産祈願などの観音様ですが、もう一つの意味として、隠れキリシタンが礼拝したマリア像という意味合いもあるそうです。

そして、角田市にある子安観音像のほとんどは阿武隈川を挟んで東側の隈東地区(東根・藤尾・枝野)にあり、先ほどの著者の渡部さんは著書の中で、その遠山氏の信仰が地下にもぐって、角田・丸森に隠れキリシタンの里を作り、観音像に子供を抱かせ、それをイエスの母マリアとして礼拝した時代があったのではなかろうか、と述べています。

なんだかミステリアスなお話ですね。

でも、丸森町の筆甫地区には隠れキリシタンの史跡でもある「マリア観音堂」(丸森町指定文化財)があると聞きますし、調べていったら、もしかしたら角田にもそういった史跡があるのかもしれませんね。

今回、色んな方にお話しを聞いたのですが、知らない方も多く、今や「忘らるる歴史」になりつつあるのを感じました。

最後になりますが、今回は許可を頂いて私有地内を経由してこちらのお堂に向かいました。また、急斜面(ほぼ垂直!)を登るため大変危険ですので、こちらに無断で立ち入ることはご遠慮下さいますようお願い致します。

宙(そら)


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